2020年12月末に新しいバイクを買った話。
ニューマイバイクはHusqvarna MotorcyclesのSvartpilen 701 Style(2019モデル)だ。かっこいい。
ハスクバーナ モーターサイクルズのスヴァルトピレン ナナマルイチ スタイル と呼んでいる。以下、スヴァルトと呼称する。
オフロード走行やキャンプが趣味の方には馴染みのあるメーカーかもしれない。
チェーンソーや斧で有名なHusqvarnaのバイクである。
現在、Husqvarnaのモーターサイクル部門はKTM傘下のブランドとして展開されている。
そのためエンジンやフレームなど、多くのパーツはKTM製である。
フレームやテールが独特の雰囲気を纏っており
太く伸びたエキゾーストパイプと丸型のヘッドライトが特徴的なバイクだ。かっこいい。
"701"があしらわれたゼッケンプレートのような意匠もかっこいい。(このパーツの正式名称は不明)
このスポークホイールとバーエンドミラーはStyleモデル標準の装備である。イカスぜ。
ちなみに無印701はキャストホイールにグレーっぽい配色だ。ミラーも上向きに取り付けられているタイプ。
双方、パーツ交換で同じ見た目にできると思われる。
純正バーエンドミラーは一般的なミラーとは異なり球面加工されていない。
そのため、単純な鏡と同じ見え方をするので視界が結構狭い。
加えて自分の腕と走行振動で見えない。
慣れるまでは飾りである。
後ろから見るとこのようなシルエット。かっこいい。
主要スペックは下記の通り。
エンジン型式:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量:692.7cc
最高出力:55kW(74hp)/8,500rpm
最大トルク:72Nm/6,750rpm
変速機:6速
シート高:835mm
燃料タンク:約12L
車輌重量:約158.5kg(燃料除く)
保証期間:2年間
生産国:オーストリア
引用元 : Webike
買った理由? かっこいいからに尽きる。
あとは僕の性格上、人と被ることが好きではないという点も購入を後押しした理由の一つと言えるだろう。
しかし、あまり出回っていないバイクに加えて安くはない買い物なので
実際に試乗してみたり、某掲示板で情報収集したりと下調べはした。(つもり)
スヴァルトの単気筒700ccエンジンは下手くそな自分の思い通りに軽やかに加速すること出来るのでとても楽しい。
アクセルを開けると単気筒特有の鼓動感とエンジン音が伝わってくるのが心地よい。
EasySiftというクラッチ操作無しでシフトチェンジが可能なシステムが装備されており、高速道路を走行する際はとても楽。
また、乾燥重量159kgという軽量な車体とアップハンドルの組み合わせは非常に取り回しがし易く
楽なスタイルで走行できる。バランサーが2つ装備されているお陰か、振動で手がしびれることはない。
Uターンや狭い駐車スペースから手押しで移動させるといった、神経を使う操作も朝飯前だ。
シートは細身で薄そうに見えるが、思いの外悪くない。
低反発ウレタンのような素材で、長時間乗っていてもお尻が痛くなることはなかった。
幸い自分の体型にフィットしているようだ。
足つきは、身長175cmで両足のつま先から半分くらいが地面に着く感じ。
信号待ちの時は片足をべた付けすると安定するだろう。
可能であれば試乗することをお勧めする。
ハンドルを切りすぎるとバーエンドミラーが膝に当たるのはご愛敬。
燃料はハイオク指定だし大型バイクだし…と思っていたが、
高速道路走行時の燃費は約21km/Lだったので予想外に普通であった。
ただし燃料計と走行可能距離の表示は結構アバウト。
素のままではゼロ。ETC車載器を取り付けた場合は、車載工具が入らない。
幸運なことに純正タンクバッグとサイドバッグが用意されているので、ある程度は積載可能。
これらのバッグを取り付けた場合でも、スタイルが崩れることはなさそうだ。
さすが純正ダナ。
本当は中古を購入するつもりで正規ディーラーのお店へ足を運んだのだが
無金利キャンペーン+新車値引にまんまと釣られてしまい、新車購入の契約を交わしてしまったのであった。
Husqvarna/KTMのバイクを検討される方は定期開催されるキャンペーンをチェックするといいだろう。
過去のお知らせを調べると
ライセンスサポート、超低金利または無金利、オプション品サービスなどが年に数回開催されているようだ。
次回、スヴァルトの身に悲劇がー。つづく。