「ああああああああ゛!!! あああああぁ…」という感じであった。
Svartpilen701 Styleを購入してから早1年、前々から気になっていたサイレンサー交換に手を出そうと考えたのが事の始まり。
フルエキではなくスリップオンを視野で色々探したが、車検を考慮すると純正オプションのAkrapovič "Slip-on Line" サイレンサー一択という結論に。
調べたところ、Akrapovičサイレンサーは2種類のデザインがあるようだ。
これがどちらもカッコイイのよ…。悩んだ末シルバーを選んだ。
ディーラに「Svartpilen701でシルバーは見たことないですネエ!」と言われたのも選んだ理由の一つではある。
出来るだけ誰とも被りたくはないのだ。
届くまでの間、「やっぱブラックが良かったかな…」とかモヤモヤしていたのは内緒
約1か月で届いた。お値段\121,528(税込)+自宅までの配送料(忘れた)。
う〜ん、良い。
ちなみに箱のシールやらマニュアルやらに"For Vitpilen 701"としか記載がないが、バッチリSvartpilen701にも適合しているのでご心配なく。
内容物は写真のサイレンサー本体以外に、触媒とサイレンサーを接続する延長パイプも付属する。
そのため、かなり縦長の箱で配達される。ディーラーからバイクで持ち帰る事は難しいと思われる。
手持ちの工具で行けそうだったので早速取付作業に着手した。
必要な工具は下記の通り。半分失念しているのであまり役に立たないかもしれない。
付属のマニュアルに記載されているので迷うことはないだろう。
いつも思うのだが、マニュアル類に記載のMxxと手持ちのソケットのxxmmが一致しない。
ビスの直径を計って適切なソケットを選択した。
重いので落とさないよう注意。
初めにスキッドプレートの奥にある触媒とマフラーを接続するリングを外す。
スキッドプレートを取り外した方が作業しやすいだろう。
僕の場合はT-REX製のエキゾーストスライダーを取り付けていたのでこれを外す必要があった。
黒い部分をクルクル回して外すのだが、めちゃくちゃ大変だった。固いのなんの。
ゴム手袋等を使わないと手が大変なことになるので注意。
無事にカバーを取り外したらお次はサイレンサーとエキゾーストスライダー本体を取り外す。
無事に取り外せた。こう見ると純正もおしゃれ。
今回はガスケットを再利用した。ガスケットが見当たらない場合は、触媒側に残っているはず。注意して探そう。
簡単。
付属の延長パイプとサイレンサー本体をリングで固定する。
触媒と延長パイプの位置合わせをする。サイレンサー本体を落とさないように注意。
僕の場合、T-REXエキゾーストスライダーを使用しているため取り付け方法が若干異なる。
付属のナットをある程度手締めする。(サイレンサーを落とさないように注意)
写真のように、左側へレンチをセットし右側のスライダー部分にヘックスレンチ差し込んでサイレンサー本体を取り付ける。
前述した通り、ナットを締める際はメガネレンチを強く推奨する。(重要)
エキゾーストスライダーを使用していない場合は付属のナットとボルトで取り付ければおk(多分)
この後悲劇が…。
あと少しで締まりそう!エイッ!
その瞬間、右手のヘックスレンチが滑ってサイレンサーへ直撃。
人生で初めて天を仰いだ気がする。
12万円にキズをつけてしまった事を再認識し、とてつもない虚無感に包まれながら作業を続行。
なんとか取り付け完了。トルクレンチでしっかり締めよう。
かっこいい。エンジンをかける前に、パーツクリーナやマイクロファイバータオル等で油汚れをオフしよう。
取り付け自体はそこまで難しくはないが、僕のようにならないために下記に注意したい。
まあ、目立たないキズで良かった。(と思い込むことで精神を保つことにした。)
肝心のサイレンサーについて、見た目は言わずもがなカッコいい。そこまでデカデカと主張しないロゴも良い。
ここからは完全に個人の感想です。鵜呑みにしないように。
音は若干大きくなった気がするが、そこまで劇的に音量アップするわけではないので
単気筒特有の「ドコドコ」感をより強く味わいたい方はLeoVinceやSHARKサイレンサーが良さそう。(車検に通るか分からないので注意)
「え〜じゃあ見た目しか変わらないじゃん」と思われるかもしれないが、音質は確実に変化したのでご安心を。
純正サイレンサーは回転数を上げてもマイルドなサウンドだが、Akrapovičサイレンサーは低音の力強さと回転数を上げた際に聞こえる高音がとてもクリアに感じた。
純正比で重量も若干軽くなるとか。
車検対応サイレンサーということもあって、非常に安心して購入できる。総じて満足な買い物であった。
ちょぴっと回転数を上げたくてギアを一段落としてしまうので、燃費悪化は避けられないね。(ニッコリ
廃番になる前に注文しよう!
いつもの品川埠頭にて。